成功の散歩道 YA by Yoshinori Akazawa

日本画とそれ以前の日本の絵画

今日は京都市美術館で行われた 二条城の障壁画展を観てきました。日本画教室の受講生も一緒でした。

狩野派という江戸時代の幕府の御用絵師の一派が二条城の城内の障壁画を手がけていて、今回は京都市の30年にわたる修復事業の成果の一端を展示した展覧会であった。

日本画というのは明治以降の近代化の中で起こった日本主義の絵画活動であり、東京芸大や京都芸大の前進である画学校の成立とともに存在しているらしい。

江戸時代の狩野派の絵画というのは幕府と密接な関係にあるわけで浮世絵などの庶民文化とは一線を画するものっであろうことは誰もが知っていることだろう。

今回は剥落して下地の見える部分や、杉戸絵などに描かれることによって変色を起こしながらも何年も絵画として存在しているその昔の人の心というものを教室の受講生に汲み取っていただきたかった。

これからさまざまな問題が山積みの現代社会において 日本画というものはどのようなものがうまれるのか?

まさに神様や仏さまの手のひらの上の赤子状態であろう。
by surfstar2021 | 2004-03-06 21:25 | 絵画について